飲食店の集客効果を上げる看板とは

飲食店で集客するためには「看板」の効果は絶大です。
しかし看板を置くだけで集客効果があるわけではなく、看板そのものに工夫を凝らさなければ集客はできません。
飲食店の集客効果を上げる看板とは、どのようなものなのでしょうか。

飲食店の看板に魅力を感じてもらうためには

繁盛するお店には必ずリピーターが存在します。
では、リピーターになってくれるような新規のお客さまを確保するにはどうしたら良いでしょうか?

そのためには、まずは不特定多数の人にお店の魅力を知ってもらうことがポイントです。
腕に自信のあるシェフがお店をオープンさせたとしても、お店の存在を知られていなければ誰も来てはくれません。

そのような時、お店の入り口にわかりやすい看板があれば、不特定多数の人にお店の名前やサービスなどをアピールすることが可能です。
集客方法にはインターネットなどでの口コミなどもありますが、口コミは一定の目的意識を持って探してもらうパターンになりがちなので、不特定多数の人にアピールするためには看板という手段が有効です。

飲食店に集客するために必要なAIDMA理論とは

飲食店に新規のお客さまを集客する手段として、消費者の購買行動に関するマーケティング理論で「AIDMA理論」というものがあります。
看板を始めて目にした時から、最終的には「お店に行ってみよう」という気分になるプロセスの理論は以下の通りです。

Attention<アテンション>(注意)

お客さまにお店を「知ってもらうため」の最初の段階です。
目的を「できる限り多くの消費者にお店の存在を知ってもらう」ことに定め、認知度のアップに努めましょう。

外観や照明を明るくしたり、看板にはっきりと何を売り物にしているかを明確に掲示することも必要です。
通りすがりの人の注意を引くようなアピールをしましょう。

Interest<インタレスト>(興味)

通りすがりの人の注意を引いた後は、お店に興味を持ってもらうようにします。

例えばお店の入り口にA型看板を設置して、「このお店はどんなお店だろう?」と思われたり、「あ、おしゃれなお店」「素敵なお店」「おいしそうなお店」と興味を持ってもらえば、「あそこにいいお店の看板が出ていたよ」と、実際に看板を見ていない人にもその情報を共有してもらえる可能性が出てきます。

興味を持たれたお店は、その後も継続して意識してもらえるというメリットにもつながります。

Desire<デザイア>(欲求)

看板を見て興味を持ち「潜在顧客」となったお客さまに訴えることは「欲求」です。
足を止めてもらっても、お店に入ってもらえなければそのお客さまはいつまでも潜在顧客のままです。

「本当においしいのか」「値段が高いお店じゃないのか」「マナーにうるさそうだ」と不安がある限り、お客さまが入ってくれることはありません。
もうひと押しをするならば、メインの看板や袖看板などで季節限定の商品をアピールしたり、お得なキャンペーンを訴求するのも効果的です。
ただし店の基本的なコンセプトを無視して売りだけをアピールしてしまうと、お客さまのニーズとブレてしまうことがあるので注意が必要です。

Memory<メモリー>(記憶)

欲求を刺激した段階で、お店を実際に利用する人も現れるでしょう。
しかし、すべての潜在顧客がその日のうちにお店を利用するとは限りません。

お店の看板を見た時には既にお腹が一杯の人もいれば、たまたま用事があってそこを通っただけの人もいます。
お店に興味を持ち、実際に入ってみたいと欲求を持ってくれた方が、次に来た時には実際に利用してみようという気持ちを持ち続けてもらうことが大切です。
そのためには、看板だけでなくメニュー表やクーポンなどがついた手軽なリーフレットも一緒に置いておくと、情報を持ち帰ってもらうことが可能となります。

看板の記憶だけで情報を持ち帰ってもらうより、よりお客さまへの記憶に残ることになるのでおすすめです。

Action<アクション>(行動)

ActionはこれまでのAIDMAの集大成となります。
ここまで準備をしたら、成果を期待してお客さまを待つだけとなります。

お客さまの欲求を刺激し、店の名前や情報をきちんと記憶してもらえたなら、お客さまが来店する確率は高くなるでしょう。
「看板に偽りあり」ということにならないように、お客さまがイメージした通り、もしくはそれ以上の対応・サービスでお客さまをお待ちしましょう。

集客力のある看板を作る際に注意すること

お客さまの行動プロセスばかりを意識するのではなく、看板を作る際の注意点もあります。

例えば、「おしゃれ」をコンセプトにした飲食店は、看板やチラシもシンプルにデザイン性を重視して作ってしまいがちです。
しかし、この場合ではおしゃれな雰囲気が好きな人しか興味を持ってくれず、万人受けすることは難しくなってしまいます。

まずは「そのお店を一言で示すと何なのか」ぐらいのシンプルさで、お店をアピールすることが重要です。
文言もそうですが、文字に凝りすぎたり、イラストばかりになったりと偏るのもよくありません。

また、看板を作る場合、自作か外注か悩ましいところでもありますが、最初は外注で作ることをおすすめします。
自分で作る場合は売れている店舗の看板などをよく観察して、どこにポイントがあるかを参考にしてみると良いでしょう。
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