店舗装飾はなぜ重要なのか?しないと損する!

こんにちは、某雑貨ショップを経営しているKです!
突然ですが普段買い物する時にお店の装飾って気にしたことありますか?
私はすごく気にしていて、あちこちお店に寄ったら必ずチェックしています。
どのくらい装飾に力を入れているか、前に来た時と変わったところはないか、自分のお店に活かせるものはないか…。
ほとんど職業病みたいなものです。

では、なぜそんなに気にしているのかというと、店舗装飾が集客や販売促進と深く関わっているからなんです。

売れない時代に売ること

世間ではよく「モノが売れない時代になった」と言われています。
ですが、これは正しい表現ではないと私は考えています。
正確には「売れるモノと売れないモノが明確に分かれた時代になった」のです。

世の中には数えきれない程の商品があり、色々な企業が競合して、より高品質に、より安価にと顕著に2極化してきています。
そんな中、私たちは品質や価格、メーカーやブランドのイメージで買う商品を選んでいます。

お店も沢山ありますし、インターネットが発達してネットショップでの買い物も当たり前の時代になりました。
ネットショップって便利ですよね。
家から一歩も出なくても、商品を探せて、安く買えて、家まで届けてくれるのですから。
私自身もネットショップを週に1回は利用する程のヘビーユーザーです。

更にインターネットには情報も氾濫しています。
役に立つ情報もあれば、役に立たない情報もありますし、善意の情報もあれば、悪意のある情報もたくさんあります。
必然的にお客様自身も商品や情報に対する知識や見極める力が肥えてきました。

そんな時代で私のお店のような小さな店舗は、埋もれてしまわないように、お客様にお店を知ってもらい、来てもらい、好きになってもらい、リピーターになってもらうことが重要です。
そのためには「このお店に行きたい」というお客様に選ばれるお店作りが必要です。
そこに大きく関わってくるのが店舗装飾です。

店舗装飾は「おもてなし」の表れ

お店が選ばれ、評価されるポイントは3つあります。

「商品やサービスの品質」

「誠実で温かい接客」

「お店の雰囲気づくり」

この3つが見事に噛み合ったときに、お客様に長く愛されるお店になっていきます。
ですが、どれもアピールに欠け、特徴のない店舗も多いのが実情です。なかでも取り扱う商品や接客に対する優先度からすると、明らかに店舗の装飾や雰囲気作りの重要度が低いと思われる店舗を見かけるたびに、私はそれが凄く残念に思います。

想像してみてください。
アナタは自分のお子さんの誕生日を外食でお祝いするため、お店を選ぶことになりました。
お店選びの際、食事やサービスの内容、接客の良さの他に、雰囲気やイメージも考慮しませんか?
例えば、美味しくて接客が良かったからと、同僚と行く居酒屋に子どもを連れて行くことは、私にはなかなかイメージできません。
子ども連れにふさわしい雰囲気のお店を選ぶことでしょう。

店舗装飾はただの飾りではありません。
「お客様をもてなしたい」という、店側の意志や想いの表れだと思います。

そのお店を知った人に対して、
「このお店はこういうコンセプトで営業していますよ!」
「こんな商品をオススメして取り扱っています!」
「お店にいることに幸せを感じてほしい!買い物を楽しんでほしい!!」
こんなイメージを視覚的に与えるのが店舗装飾の役割です。

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理想のお客様を思い描く

実際に装飾を考える時に大切なのは「モノ」を軸にするのではなく「人」を軸に考えることです。

ネットショップや大型店舗と比較して、私のお店は比べ物にならない位小さいです。
なので「モノ」を軸に考えた場合、商品を豊富に確保しており、売り場面積も大きい大型店舗や、ネットショップには到底かないません。

ですが、「人」を軸として考えた時には、その小ささが大きな武器になります!
小さなお店は、そのお店にとって理想的なお客様を積極的に絞り込むことが出来ます。

お客様を絞ることで、売り上げが落ちる心配をされる方もいるかも知れません。
確かに、先ほどの同僚と行く居酒屋は、子ども連れを想定していないはずなので、機会を損失したように思えます。
ですが、具体的に理想のお客様を想定すると、
「あの人は、どんな雰囲気のお店が好きなんだろう?」
「あの人は、どういうことに幸せや楽しさを感じるのだろう?」
「あの人は、どうしたらまた来たいと思うのだろう?」
と、伝えたいコンセプトがより明確になり、強いメッセージを発信できるようになります。

強いメッセージは人の心に深く刺さり、共感してくれたり応援してくれたりする、固定のファン層がうまれる可能性が出てきます。
お店のファンになってくれた人が何度も利用してリピーターとなり、結果として売り上げも増える可能性が見込めるようになります。
先ほどの居酒屋も、将来子どもが成人したときに一緒に飲みに行く店になるのかも知れないですね。

逆に、沢山の人に来てほしいからと、ざっくりとしたお客様の想定をすると、コンセプトがぼやけて「この店で買いたい」と言う気持ちを沸き立たせることは出来ません。
それこそネットショップや大型店で買えれば充分だと思われて、売り上げに繋がらない店舗装飾になることでしょう。

限られた予算で最大の効果を狙う

では、店舗装飾に力を入れるとして、何をどうしたら良いのでしょうか。
お店を丸ごと改装できれば良いのですが、そういうわけにはいきません。
予算が潤沢にあるとは限りらないですし、装飾することに割ける時間も無限ではないので、出来ることは限られてきます。
限られた予算と時間で最大の効果を狙うのであれば、スバリ、お客様の目につきやすい部分から変えましょう!

日々の業務でお客様の目線がどこに行きやすいかは、ある程度把握されていることでしょう。
私のお店の場合は「入口付近」「レジ横」「売り場の平台」のあたりです。
商品と一緒にお店の具体的なコンセプトに合わせた装飾と、シーズンやイベントに合わせた装飾を配置すると、雰囲気が出てきます。

例えば、夏には入口付近に風鈴を飾ったり、ブタの蚊取り線香をレジに置いたりすると、ベタですけどちょっとノスタルジックな夏のイメージになりますよね。
お店の前に手書きの黒板POPを設置するのも良いかも知れません。よりお客様との距離感が近くなり、入店してみようと言う心理的な安心感が得られるかも知れません。

お客様は変化を求める

上手く店舗装飾が出来たとしても、満足してはいけません。

なぜなら、お客様に継続的に来店して貰うには、定期的に装飾や売り場を変えていくべきだからです。
どんなに渾身の装飾が出来たとしても、人間には慣れや飽きという悲しい習性があるので、現状維持を目論むと必ず後退します。
そうでなくても、例えば「クリスマスなのにハロウィーンの装飾のままのお店」なんていうのは、なんだかトレンドに乗り遅れている感じがしますよね。
季節感を出し、定期的に店舗装飾を変えることで、集客数やお客様の注目度も増すことでしょう。

黒板POPは出来れば毎日書き換えていくのが理想ですが、毎日までとはいかなくても定期的に書き換えしたいですね。
現に私のお店ではスタッフが持ち回りで時事ネタを入れたり、こんな本を読みましたみたいな近況報告なんかしてみたりして書き換えています。
稀にお客様からPOPの反応が聞けるのが嬉しいです。

ただ、毎日書き換えるのは大変ですし、定期的に装飾を変えると片付けや使い終わったあとの保管が大変です。
正直言って私も片付けは面倒ですし苦手です。
ですが、お客様に来店する楽しみを与えるためには、とても大切なことです。

なるべく色んなお店に応用できるように書いたつもりでしたが、いかがでしょうか。
お店によってコンセプトも周辺環境も違います。
時期や人の流れによっても適切な装飾も変わってくるはずですし、そもそも店舗装飾に絶対的な正解なんてものはありません。清潔感を第一にシンプルで効果的なワンポイント装飾もありだと思います。結局、これが絶対というものはありません。
そんなものがあるなら教えてほしい位です。

ご自身のお店に合う装飾が出来るように日々研究、日々精進ですね。
一緒に頑張っていきましょう!
それでは!

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