ダイノックシートの屋外耐候性の目安

木目や石目柄、メタリック、コンクリート柄など、様々な柄のシートが揃うダイノックシートは、屋外の壁面など、風雨にさらされる環境でも貼ることができます。

では、屋外に貼った場合は、どれ位の間持つのでしょうか?
1年ごとに貼り替えでは手間もコストもかかりますし、耐候性がどれ位あるのかは気になるところです。

屋外使用時の変質を起こしにくい性質を表す「耐候性」

「耐候性」という言葉は主に建築業界で使われ、プラスチックや塗料などを屋外で使用した際に、温度変化や高温低温、高い湿度などの状態にさらされても、変形、変色、劣化などの変質を起こしにくい性質の事を指します。

ダイノックシートはプラスチックの一種である塩化ビニル樹脂からできているため、屋外使用時の変質について「耐候性」が求められます。

ちなみに、読みが同じ「耐光性」という言葉もありますが、こちらは紫外線や赤外線など、光に対する耐性のみを意味しています。

外装用のダイノックシートは数年間の耐候性あり

様々な場所に貼ることのできるダイノックシートですが、屋外用は基本的に3~5年の耐候性を備えます。

商品ラインナップによって耐候性の年数は異なり、例えば「玄関ドアリフォームシート」は5年以上の耐候性、アルミ外装に貼るメタリック調フィルムの「フィクサル」は表面をフッ素加工することにより10年程度という長期の耐候性を有します。

この年数は、貼り付け面が常時日光にさらされる場所であるか、気温の変化の度合いが激しいか、などによって、多少の増減が発生します。
また、3~5年という数字は垂直面に貼り付けた場合のもので、傾斜面や水平面に貼った場合は、垂直面の場合よりも短くなります。

長い耐候性を実現するために気を付けることは?

ダイノックシートは基本的に内装用なので、屋外向きではないものを外装に使用すると耐候性が無いために変色や褪色、劣化などを起こします。
また、屋外用を使っても、高温や直射日光にさらされる車の車内に使うなど、製品の使用想定外となる過酷な条件下では、劣化は早まります。

清掃時に気を付けたいのは、研磨粒石を含んだ洗剤やタワシで洗って、キズを付けることです。
キズが付けばそこから劣化が始まることもあるので、清掃や手入れは中性洗剤や純正のクリーナーがおすすめです。

以上が、ダイノックシートの屋外耐候性についての説明になります。
ドアなどに貼ってイメージを変えても、シートが変色や劣化を起こしたらイメージダウンになってしまいます。
製品の耐候性のスペックを活かせる条件を整えて、ダイノックシートをしっかりと活用しましょう。