看板を安全に管理して事故を防ぐためには

看板の掲示には大きなメリットがありますが、安全に管理をしないと落下や転倒などの事故を起こす恐れがあります。
道を歩く人に怪我を負わせてしまったら大ごとですし、幸いそれが避けられたとしても、事故を起こしたことは企業や店舗の評判に関わります。

事故を防ぎ看板を安全に管理するためには、どのようなことが必要なのでしょうか。

看板の種類と事故の危険

看板に起こり得る事故にはどのようなものがあるでしょうか。
看板の種類ごとに見ていきたいと思います。

袖看板(突出看板)

ビルの壁面などに横に突き出す形で設置する看板のことです。
まず、基本的なことですが、設置場所が低すぎると通行人や車両などと接触する恐れがあります。
しっかりと設計をして、安全な位置に設置することが必要です。

また、風の影響を受けやすい構造になっているので、強風による落下に気をつけなければいけません。
取付金具のゆるみや雨水による腐食によっても、落下する危険があります。

壁面看板

壁に貼り付ける形で固定した看板です。
ボード式のもの、電気で光る内照式のものなどがあります。

固定している取付金具のゆるみや経年によるパネルの変形、ズレなどによって落下する恐れがあります。

建植看板(ポール看板、自立式看板、野立式看板)

一本足や二本足の支柱で支えられて立っている看板です。
一番恐ろしいのは、柱の基礎部分の腐食によって、看板が倒壊してしまうことです。

看板事故の原因になるものは?

看板の安全な設置に悪影響を与える原因には、どのようなものがあるでしょうか。

まず、雨水による金属の腐食があります。
海が近い場所では、潮風による塩害が金属の腐食の原因になります。
また、経年劣化による金属疲労も金属部品の強度低下の原因になります。

アクリルやプラスチックの部品は、気温や直射日光の影響を長く受けるともろくなったりゆがんだりします。

さらに、強風の影響や積雪の重みなどで直接的に看板が破損することもあります。
設計不良や施工不良といった人為的要因も思わぬ事故の原因になってしまいます。

看板を安全に管理するために

看板を安全に管理するためには、どのようなことが必要でしょうか。
まず、法令を遵守し、設置の手順書をきちんと守って、正しく看板を設置することです。

また経年劣化などを早期発見するために、定期的な点検を行う必要があります。
特に高所に設置しているものなどは、専門業者に依頼して正確な点検を行うようにしてください。