屋外広告物を除去するにも届出は必要か

お店の前に置かれた立て看板や建物の脇にある高い広告塔、電車から見える大きな看板など、屋外で常時又は一定の期間継続して公衆に対して表示される広告物は「屋外広告物」と呼ばれます。

この屋外広告物は、サイズや形に応じて、自治体ごとに定める条例で景観の保持や自然美を維持するための風致の維持、公衆への危害防止を目的として、規制がかけられることがあります。

屋外広告物の設置には許可申請が必要な場合がある

まず、屋外広告物を設置する際の申請についてです。

屋外広告物の定義は、「屋外広告物法」によって定められ、看板や貼り紙、建物の外壁の掲出物などを含みます。
なお、氏名などを記した表札や道標、案内板なども屋外広告物に含まれますが、設置に許可申請が必要なのは条例で定めた場所や看板のサイズなどによって異なります。

また、許可申請書のフォーマットも自治体によって異なりますが、概ね、設置場所・表示内容・照明の有無・サイズ・表示期間・屋外広告管理者の詳細などが記入要項となってきます。

許可を受けた屋外広告物を除去する際に届出は必要

許可を受けて設置した屋外広告物の全部、もしくは一部を撤去するような場合は、除去届が必要となってきます。

除去届の内容は、許可申請と同じく届出の提出先となる自治体によって異なりますが、概ね、許可番号・除去した年月日・除去理由・設置場所・変更の内容・広告物の種類と表示内容、数量・許可期間・屋外広告物管理者の詳細などとなっています。

除去してから除去届を出すまでに期限が決められていることも

掲出の許可を受けた屋外広告物を撤去したり内容を変更したり、表示を取りやめた場合に除去届を出すことになります。

届出は、除去後に提出する形となりますが、撤去や変更の当該日から何日以内に届出をすることと、決まっている場合があります。
その日数は自治体によって異なり、例えば名古屋市では10日以内、岐阜市では7日以内となっていますが、特に期限を設けていない自治体もあります。

条例で定められたサイズや形状の屋外広告物については、許可も除去も届出が必要となります。
条例違反にならないよう、しっかりと手続きするよう、気をつけて下さい。
レジ誘導シール