看板と表札の違いに明確なルールはあるの?

看板も表札も店舗名や会社名を記載して掲示する点では共通していますが、はたして看板と表札に明確な違いはあるのでしょうか。
屋外広告法に照らし合わせて考えてみましょう。

屋外広告法の適用は幅広い

看板は主に一般的な企業や個人が、宣伝や広告のために使います。
文字や写真、イラストを使って掲示することで、見る人に商品やサービス、お店の存在そのものをアピールします。

他にも順路や避難路の誘導や、注意喚起しているものも看板の役割といえます。
特に屋外に掲示される看板は、景観などの問題から無秩序に設置することはできず、屋外広告物法という法律に基づいて規定されています。
例えば、クリスマスツリーやイルミネーションだけでは屋外広告物にはなりませんが、一定のメッセージを掲示すると広告物扱いになります。

表札は門や玄関に掲げる札のこと

表札とは門や玄関などに掲げる札のことです。
屋外広告法では『一定期間継続して屋外で公衆に表示されるものと』いう定義があるので、表札であっても条件を満たせば屋外広告物という扱いになります。

ただ、一定の大きさ以内の者であれば屋外広告物許可の適用除外となり、許可の申請が必要ありません。
もし大きな表札などを設置したいということであれば一度自治体に相談すると良いでしょう。

表札は居住者の名前を記したものが多いですが、職業や資格を証明するために表札にすることもあります。

表札は看板のひとつ

表札は条件を満たすと屋外広告法が適用されるので、看板の中のひとつというイメージを持つと良いでしょう。
法律上では営利か非営利かは屋外広告物としての判断基準とはならない点に注意してください。

屋外広告法が適用されるものは幅広く定義されているので、屋外に何かを掲示する場合は一度確認することをおすすめします。
申請が必要な場合は個人でも可能ですが、図面など書類の作成が必要なので、屋外広告の専門家に手続きを依頼する方もいます。

表札についてご理解いただけたでしょうか。
まちづくりで景観を重視する地域では、屋外広告物に対して一般的な地域と比べて条件が厳しいので注意してください。

アイボードプラス