ソーシャルディスタンスを確保するために店舗や企業ができること

ソーシャルディスタンス(社会的距離)は、コロナウイルス感染防止のため対人間で適切な距離を取ろうという取り組みです。
この情勢下で店舗や飲食店を運営していくためには、ソーシャルディスタンスを経営者がしっかりと理解して、お客様に分かりやすく啓蒙していく必要があるでしょう。

□ソーシャルディスタンスとは

国内では、新経済連盟が「ソーシャルディスタンスの5つのお願い」を公表しています。

①3つの密を避けましょう

②不要不急の外出は控えましょう

③頻繁に手洗いとうがいを徹底し、消毒を心がけましょう

④外出するときはマスクを必ず着用しましょう

⑤定期的に換気をするようにしましょう

(新経済連盟Webサイトより引用)

この5つに留意することが、ソーシャルディスタンスを理解し、行動するということ。この5点について、飲食店や店舗で実施できる具体例を次に挙げました。

□コンビニやドラッグストアでできるソーシャルディスタンスの取り組み

緊急事態宣言が発令されても、コンビニやドラッグストアは日用品を扱っているため、その多くが営業をおこなっています。
多くの人が集まる時間帯もあるので、適切に感染防止策を講じましょう。

・入店制限をする

欧州や米国では、一度に入店できる人数を制限する動きが出ています。
店内が混雑すると、人がひとつの場所に集まる「密集」、近い距離で会話をする「密接」の状況が発生してしまいます。
クラスター感染のリスクを避けるには、なるべく混雑しないように一度に店舗に入る人数を制限するのが効果的でしょう。
ただし、公道や他店舗の前に行列ができるとトラブルにつながることもあるので、並ぶ動線をあらかじめカラーコーンで設定しておくなど、対策が必要です。

・店内入口や窓を開け放しておく

換気のよくない場所は、飛沫やウイルスが長くとどまって、感染リスクが高まるといわれています。これを避けるためには、なるべく入り口や窓を開け放しておき、常に空気が循環するような環境を作る必要があるでしょう。
この場合、風雨が吹き込んで商品が損なわれないように、気をつけなくてはいけません。
また、クレームが発生しないようにラミネート加工したポスターなどで「窓開放」の措置について掲示をおこなうといった対策も必要です。

・誘導シールでレジの列間隔を空ける

ドラッグストアや書店、スーパーマーケットなどでもっとも人が密集するリスクがあるのは、レジの前です。
ほとんどの人は買い物に出かける回数を減らし、1回の外出で必要な物品をまとめて購入するように心がけています。それ自体はとてもよいことですが、購入点数が多いと会計に時間がかかってしまうのも事実。
入店制限をしても、会計前に人が密集してしまいがちです。
この対策としては、フロアに貼って行列に並ぶ人々の間隔を広く保てる「誘導シール」がおすすめです。足の形をかたどったシールなら、子どもからお年寄りまで並ぶ場所が分かりやすく、割り込まれたり列がねじれたりするトラブルを未然に防ぐことができます。

□飲食店でできるソーシャルディスタンスの取り組み

飲食店は、自粛要請の対象となっている業態もありますが、オフィス街や住宅街などでは営業が続けられています。
感染の温床にならないよう、適切な対策を講じましょう。

・テイクアウトを実施する

店内で飲食する人を減らすには、テイクアウトの実施がもっとも効果的です。
ちなみに、アルコールのテイクアウトには「酒類小売業免許」が必要ですが、国税庁は期限付きでアルコールのテイクアウト販売を可能にする免許を付与すると発表しました。
必要な書類に記入し、税務署に提出することで限定的な免許が付与され、テイクアウトでもアルコールメニューを提供できるようになります。

・テーブルの数を減らして顧客同士の間隔を空ける

テーブルや椅子の数を減らして、店内の利用人数を通常時より少なくして運営するという対策もあります。
この場合、目安となるのはソーシャルディスタンスの取り組みでいわれている2m、もしくはそれ以上が理想でしょう。向かい合って食事をとることは、飛沫感染の大きなリスクとなるので、なるべく人同士、テーブル同士の間隔を広めにとる必要がありそうです。

・酒類の提供を停止し時短営業をする

アルコールを摂取すると、気が大きくなり大きな声で話したり、近距離で向かい合ったりと飛沫感染しやすくなる可能性が高まります。
また、長く食卓を囲んで会話をするとそれだけ密接な状況が長く続くことになります。
こうした事態を避けるためには、アルコールメニューの一時停止、時短営業などを検討して、積極的にリスクを減らす対策が求められるでしょう。

・飲食店の時間変更やメニュー変更は看板やポスターで「感染防止のため」と知らせる

コロナウイルス感染症に対する政府や世論の動きは、短時間でめまぐるしく変わり続けています。
店舗や飲食店の施策は、時にお客様にとって急なお知らせとなってしまうこともあるでしょう。
それらについて理解をしてもらうためには、ソーシャルディスタンスを視覚的に解説しているプレート看板やポスターを利用するのが効果的です。
丈夫で劣化しにくいプレート看板や、ラミネート加工されたポスターは、紙媒体の掲示物と違って消毒や掃除もしやすく、事態が長期化しても清潔な状態を保ちやすいのでおすすめです。

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