ソーシャルディスタンスが広まった背景とは:語句の意味から気をつけるポイントまで

ソーシャルディスタンスは、コロナウイルス感染防止策のひとつです。
もともとは「社会的距離」という意味ですが、感染防止策としては人と対面する時は2m以上の間を空けるなど、具体的なポイントが定義されるようになりました。

□ソーシャルディスタンスとソーシャルディスタンシング

報道でよく耳にするこのワード、ソーシャル・ディスタンシングと表現されることもあります。
似ているようで違う、それぞれの意味をまず見てみましょう。

・ソーシャルディスタンス

ソーシャルディスタンス(Social distance)は、日本語で「社会的距離」を意味します。
人と人が物理的な距離をとることで、飛沫を浴びることを避け、感染防止に努めようという取り組みで、全世界的に広まっています。
日本では、新経済連盟がソーシャルディスタンスを啓蒙する取り組みを実施していて、「ソーシャルディスタンスの5つのお願い」を公表しています。
5つのお願いは、

①3つの密を避けましょう

②不要不急の外出は控えましょう

③頻繁に手洗いとうがいを徹底し、消毒を心がけましょう

④外出するときはマスクを必ず着用しましょう

⑤定期的に換気をするようにしましょう

(新経済連盟Webサイトより引用)

です。

・ソーシャル・ディスタンシング

ソーシャル・ディスタンシング(Social distancing)は、「社会的距離戦略」あるいは「対人距離の確保」と訳されています。
つまり、感染拡大を防ぐために物理的に対人間の距離を空けましょう、あるいは混雑の中に出かけることをやめましょうという取り組みです。
ソーシャルディスタンスとソーシャル・ディスタンシング。細かく見ると意味は異なりますが、示す内容は同様なので、論文や公式なレポートでない限り、今はそれほど厳密に使い分けをしなくてもよいでしょう。

ソーシャルディスタンスはもともと社会学的なワードだった

従来、ソーシャルディスタンスは、社会学におけるワードのひとつでもありました。
社会学でいうソーシャルディスタンスは、特定の人たちを物理的にも心理的にも排除して、遠ざけることを意味します。
しかし、現在広く使われているソーシャルディスタンスは、公衆衛生上の概念で、シンプルに「物理的な距離をとる」という意味で使われています。多くの関連機関や企業は、再会できる日のために安全のため物理的距離をとろうと啓蒙しているので、むしろ心の距離は近くありたいと誰しも考えているのではないでしょうか。
現に、コロナウイルスの爆発的な感染とは別に、ソーシャルディスタンスなどで生じる心理的な負担についても心配する声があがっています。
例えば、集団で集まったり学校へ行けない子どもがストレスをためて心身になんらかの不調が出たり、複数人で集まらない生活を続けることで怒りっぽくなったり悲観的な感情が抑えられなくなったり。これは、生活のリズムを守る、正しい情報にふれてフェイクニュースなどに振り回されない、といったことに気をつけるだけである程度防げるとする意見があります。

□店舗でソーシャルディスタンスに取り組むためには何をすべきか

しかし、ドラッグストアやホームセンター、携帯ショップ、スーパーマーケット、コンビニなど、日用品を扱う店舗では、時間帯や曜日によって多くの人が殺到します。
リモートワークや休校の影響で日中、家族が家にいる時間が多く、食材を多めに買わなければならないという人も多いでしょう。
そうなると、必然的にレジには行列ができてしまいます。
2mの間隔を空けて並ぶといっても、来店者によってはソーシャルディスタンスに対する理解が不十分で、割り込みからトラブルに発展してしまうことも。今、少しでも安心して店舗経営を続けていくには、まず来店者にソーシャルディスタンスを理解してもらうことが重要です。

□店内ポスターは長期化に備えてラミネートなど丈夫なものをチョイス

店舗は、運営側がきちんとソーシャルディスタンスの概念を理解していることをアピールしなければなりません。3密対策を講じていることを顧客に周知することで、来店者は安心して買い物ができるようになるでしょう。
感染防止対策の徹底は長期化が予想されるため、啓発ポスターやソーシャルディスタンスの案内板は、プレートやラミネート加工したものを使うことをオススメします。紙媒体とは違い、表面を消毒したり掃除したりするのも簡単で、色褪せや劣化を心配することなく使用できます。

□誘導シールでソーシャルディスタンスを視覚化

レジに並ぶお客さまにソーシャルディスタンスを守ってもらうために有効なのが、フロアに貼る誘導シールです。
1〜2m間隔で貼っておけば、列の割り込みや混乱のリスクはぐっと低くなるでしょう。スーパーマーケットやドラッグストアなどでレジが複数あり、動線が混乱する場合はシールを色分けしておくと便利です。
1番レジはレッド、2番レジはブルー、3番レジはグリーンなどと分けておけば、それぞれの列が入り乱れても問題なく会計を処理できます。

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