急ピッチで生産され輸入も拡大中? マスクに対する国の取り組みを知ろう

世界的に大流行し、おさまる気配をみせない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
国内では全国的にマスクが不足した状態が続いています。
出勤や日用品の買い物など、止むを得ない外出時に必須となるマスク。
購入できない状態を重くみて、政府はさまざまな支援策を打ち出しています。

□厚生労働省は備蓄マスクの放出を発表

厚労省は、都道府県の自治体の衛生主管部局と介護保険主管部局の連携をうながし、備蓄しているマスクや消毒液の放出を依頼しています。
これを受けて、川崎市や枚方市、いわき市、三重県などは、市内の高齢者施設などにマスク配布を実施しました。
こうした動きを受けて、マスクを寄付する人もあらわれはじめています。

□経済産業省と厚生労働省はタッグを組んで生産事業社を支援

経産省と厚労省は、産業界にマスクや医療用ガウンといった医療関連製品の生産協力を要請。一社につき、上限3,000万円の補助金を出して、生産体制整備をサポートしています。
また、こうした製造されたマスクは医療現場に優先的に届くよう、物資流通の調整もおこなっています。

□転売を取り締まる法律を制定:フリマアプリでは販売がNGに

もっとも早いマスク関連の施策で、一般にも広く知られているのがマスク転売防止の法律制定でしょう。
これは、

・小売店舗やネットで購入したマスクを

・購入金額よりも高い価格で

・不特定多数に”転売”する

ことを禁じた法律です。
これにともない、オークションサイトやフリマアプリは、マスクの出品自体を禁止する動きが出ました。
なお、一部のハンドメイドサイトでは、出品規定を厳格に設定して販売が許可されています。
天井知らずで高騰する転売マスクを規制するために定められた法律ですが、これによってますますマスクが手に入りにくくなったという声もきかれています。

□厚労省は全世帯に2枚ずつ布マスク配布を発表、首都圏から順次配送か

企業や医療機関向けではないマスク施策に、「各世帯に2枚ずつの布マスク配布」があります。東京都をはじめとした都市部を優先するものの、最終的には全国の世帯に郵送される予定。
布製マスクの洗い方を紹介したチラシが同梱されているとのことで、一部地域では4月15日時点で手元に届き始めているようです。
ただし、「マスクが小さい」という声もあり、接客業などで使うには不安が残る人も多そうです。また、家族の人数に対してマスクの数が少ないという家庭もあり、しばらくマスクを巡る混乱はおさまらないかもしれません。

□マスクが必要なのはどんな人? コンビニや携帯ショップは着用必須

首都圏には緊急事態宣言が発令されましたが、スーパーマーケットやコンビニといった日用品を扱う店舗は、引き続き営業することが許されています。
自粛要請の対象となった大学や学習塾は、オンライン授業を実施する機関が増え、会社でもリモートワークやビデオ会議が積極的に検討されるようになってきました。
こうした動向にともなって、WiFi機器やスマホを扱う携帯ショップや、電化製品を扱う店舗では時間を短縮しながら営業をしたり、物流を動かさざるを得なくなっています。
こうした環境で仕事に従事する人にとって、マスクは必須の装備となるでしょう。

□従業員のマスク着用は感染リスク低減だけではない

コンビニやスーパーマーケット、飲食店で働く従業員がマスクをつけることは、感染防止のためだけではありません。

・この店舗ではコロナウイルス対策を講じています

・感染リスクを理解して適切な対応をします

・店舗を開店しているリスクを理解した上で安全にできる限り配慮し営業をしています

こういったポイントを、訪れる顧客に周知するためにも有効です。
とはいえ、従業員の中には手持ちのマスクが少なくなってきた、商品がある時間帯に買いに行けないのでマスク補充ができないという人も多いでしょう。
なるべくならリスク管理として、店舗でマスクを購入し少しでも安心して従業員が働ける環境作りをすべきです。
政府は、マスクや消毒液を小ロットで販売することも推進しています。
5,000枚、10,000枚といった大量注文でなくても、店舗に見合った数が購入できるようになりつつあるので、小規模事業者にとっては購入しやすい状況ともいえます。

□マスク着用をプレート看板でスマートにPR

消毒液完備やマスク着用の徹底といった施策は、店舗を訪れる顧客にもきちんとアピールする必要があります。
マスク着用をうながすプレート看板やステッカーなら、耐久性があるので長期的対策にも。特に、プレート看板は表面の消毒や掃除がしやすいので衛生管理もできます。
クレーマーやトラブルメーカーを牽制する意味でも、明確に感染防止対策を講じていることをPRし、多くの人が少しでも安全に店舗を利用できるように環境を整えていきましょう。

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