店舗装飾から話題のスイーツの人気にせまる!「ブリオッシュ・コン・ジェラート」@大宮編

皆さんは「ブリオッシュ・コン・ジェラート」という食べ物をご存知でしょうか。
「ブリオッシュ」と「ジェラート」、それぞれにならわかるという方もいらっしゃると思います。
「ブリオッシュ・コン・ジェラート」はイタリア語で「ブリオッシュにジェラートをはさんで入れたもの」という意味なのですが、ご想像がつきますでしょうか。

新しい食習慣ともいえるブリオッシュ・コン・ジェラート専門店のBrigela(ブリジェラ)は、現在全国に店舗を展開中。
今回は人気の秘密を探るべく、大宮店におじゃましてみました。

そもそも「ブリオッシュ・コン・ジェラート」って?

そもそも「ブリオッシュ」と「ジェラート」とはどのような食べ物でしょう。

おぼろげながらイメージはおわかりの方も多いと思いますが、まずブリオッシュ(フランス語:brioche)は水を使わず牛乳やバター、卵、砂糖をたっぷりと使い、長い時間をかけて生地を発酵させて作るお菓子のようなパンのことです。
大小の丸い塊のつながっただるまのような形のものが最も一般的です。
フランス革命の時にマリー・アントワネット妃が「パンが食べられないならお菓子を食べれば良いのに」 と言ったとか言わないとか…
この伝説が残るこの食べ物こそ、ブリオッシュといわれていて有名になりました。

また、ジェラートはイタリア語でアイスクリームと定義され、凍ったお菓子(氷菓)と広義にはいわれています。
しかし、日本ではアイスクリームと呼べる食べ物とは、法令で乳固形分15%以上、かつその内8%は乳脂肪分でなければならないとされています。
イタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的ですので、日本での分類や規格ではアイスクリームではなく「アイスミルク」ということになります。
ジェラートは脂肪分が少ないことからヘルシーな食品といわれており、原料そのものの風味を活かしたものであるといえます。

イタリア、シチリア島がこのブリオッシュ・コン・ジェラートの発祥とされており、暖かいブリオッシュにジェラートをはさんで食べるこの食習慣は、今でもイタリアでは朝食や昼食として親しまれているそうです。

地元の名物を目指す

Brigela(ブリジェラ)大宮店は、JR大宮駅からはちょっと離れた場所に位置しています。
なぜこの場所を選んだのか店長さんに伺うと、武蔵一宮氷川神社の参道沿いであることを意識されたそうです。

関東で最大の氷川神社の総本社であるこの武蔵一宮氷川神社は、例大祭の日はもちろん、平日でも人の往き来が絶えない観光名所です。
ちなみにこの大宮という地名も、氷川神社があるところからの由来とされています。

大宮にはアイスクリームを提供する店舗がほとんど無いそうで、ブリジェラを地元参道の名物にしていきたいとは店長さんの弁です。

上品な佇まいの店構え

参道という立地もあり、歩きやすい沿道にはたくさんの飲食店があり、それぞれの店舗が店先に立て看板やPOPを張り出しています。
その様子は向こうにあるお店が見えないような状態で、まさにお店がひしめき合っています。

そこにぽっかりと明らかにイメージの違う、おしゃれな雰囲気が漂う店構えのブリジェラがあります。
アピール感が強い店舗に囲まれる中で、この上品な店構えは逆に歩行者の目を惹きつけます。

取材中にも通りすがりの若い女性たちが「このお店知ってる、帰りに寄っていこう」と目を留められていました。

親切で控えめな店内告知

店舗装飾から話題のスイーツの人気にせまる!「ブリオッシュ・コン・ジェラート」@大宮編
一歩店内に入るとお客様はどのフレーバーにしようか、ジェラートの入ったコールドケースを前にして必ず迷われることでしょう。
そんな時、ふと見上げると今の人気フレーバーベスト5のポップが可愛くおすすめしてくれます。
お客様は人気のあるフレーバーなら安心と選ばれることでしょう。

各メニューには内容物のアレルギー表示もされています。
この心遣いはアレルギーを持つお客様には大変助かります。

店内には椅子席は3席しかありませんが、店外の参道沿いにあるプランターの石垣に座布団を敷き、そこで食べていただくようにしています。
ブリオッシュ・コン・ジェラートを楽しむお客様の様子がそのままアイキャッチになる良い方法ですね!
もちろん沿道が人であふれる時は難しいでしょうが、氷川神社まであと少しという立地にブリジェラがあるのは、行きでも帰りでも寄ってみたくなるものです。

ロゴマーク?ピクトグラム?

店舗装飾から話題のスイーツの人気にせまる!「ブリオッシュ・コン・ジェラート」@大宮編
ピクトグラムとは1964年の東京オリンピック開催の際に、海外からのお客様が一目でその意味がわかるようにと開発された日本独自の案内マークです。
非常口やトイレの表示でご覧になった方も多いことと思いますが、ブリジェラのマークにも店名ロゴではなく、このピクトグラムの手法が採用されています。

一般的なブリオッシュの形といわれるだるま型のブリオッシュマークに、ジェラートを連想させるアイスの形をプラスした組み合わせのわかりやすいロゴデザインです。
このロゴが店名や紙ナプキン入れまで、至る小物類まで統一して描かれています。

新しい食習慣を提案するお店としてはわかりやすい斬新なデザインですね!

アイボードと呼ばれる新フレーバーの告知

店舗装飾から話題のスイーツの人気にせまる!「ブリオッシュ・コン・ジェラート」@大宮編
たくさんのフレーバーが置いてある中で、月に一回は新しいフレーバーを提供しているとのこと。
シーズンに合わせて旬の果物やナッツ類などを、しつこくなく、甘すぎず爽やかな味わいで楽しめます。

その告知は「アイボード」と呼ばれるポスターで店頭に告知しています。
店頭にべたべたと張り出すのではなく、バナースタンドでおしゃれに告知しているところが、お店の雰囲気にもマッチしています。
また、新フレーバー登場を派手にアピールするのではなく、商品写真をメインにすっきり爽やかな印象で、夏の暑い時期に食欲をそそるようなデザインとなっていました。
このあたりにもセンスの良さを感じますね。

参道という立地とアピールの妙

古来、寺社参詣は庶民の観光では一番の人気でした。
地元の信仰を集め、ちょっと離れた距離にいる人でも、有名で霊験あらたかな寺社を目指して近距離旅行に出かけたものでした。
今でいう「安・近・短」な行楽ということですね。

当然この氷川神社も2400年余り創建の由来を持ち、参道沿いには何軒もの飲食店、土産物屋、新規出店のチェーン店が列をなしています。
しかし、なぜかこの参道には名物と呼ばれて親しまれたものを扱うお店が見当たりませんでした。
そのポイントに目を付けられたブリジェラは、数多ひしめく店舗の中で参道の名物を目指す店として一線を画す存在であり、新しい形態の商品も地元の方たちや参詣にいらした方々に長い時間をかけて受け入れられていくことでしょう。

店舗情報

  • 店舗名:ブリジェラ/Brigela大宮店
  • 電話番号:048-643-8855
  • 住所:〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町3-22-17
  • アクセス:JR京浜東北根岸線・埼京線・湘南新宿ライン・新幹線停車駅駅東口を出て約800メートル 徒歩10分ほど
  • OPEN:11:00~20:00(毎日営業)
  • CLOSE:不定休(年末年始等の大型連休は不定休)
  • 商品例:バニラ・カシス・チョコラータなど定番フレーバー10種類、ブリオッシュ・コン・ジェラートMサイズ(シングル)¥550~、カップ(Sサイズ)¥420~、コーンスタイルもあります。コーヒー・ラテなどドリンク類もご用意、ドリンクとセットなら¥100OFF