競合多し!どうしたらお客さんの足を止められる?5つの装飾テクニック

こんにちは!
お店を経営していると他のお店…、特に競合店のことが気になりますよね。
お客さんが向こうのお店に流れて行くんじゃないかとか、向こうからこっちのお店に来てくれる方法はないかとか。
何故か急に売り上げが落ち込んできた、なんてことになったらますます頭を悩ませます。

お客さんがさまざまな競合店の中から、ひとつのお店を選ぶのには理由があります。
家から近い? 他の店より安い? 品揃えが良い? スタッフが親切? 確かな技術?
選ばれるお店には色んな要素があります。
今回は、お客さんに選ばれるお店になるような、思わず足を止める装飾テクニックを5つご紹介します!

1.店先のサインやディスプレイの視認性を上げる

まず、お店にとって一番避けなくてはならないのは、存在そのものを「認識されていない」という状態です。
道行く人に、アナタのお店が何を提供しているのかを知ってもらわなければ、足を止めてもらうどころか商品を提供する機会をどんどん失ってしまいます。
ですので、基本的なことですがお客様がサインやディスプレイを認識することができるかどうか、視認性が高いかを確認しましょう。

遠くからでも一目で判るサインやディスプレイであることは、とても重要な要素になります。
「あ、こんなところにお店があったんだ」
「ここにもコレが売ってるんだ」
と認識してもらって、初めてアナタのお店に入るかどうか考えてくれるようになるのです。
看板だけではなく、ショーウィンドウやショーケースの中も常に管理して、更新していきましょう。
いつまでも同じ商品ばかり展示していると、見慣れてしまってお客さんが足を止めることはないでしょう。

他には、店先に黒板を設置するのもオススメです。
オススメ商品や日々の伝えたい情報等々、書く内容を毎日更新していくと、お客さんが足を止めてくれる可能性は上がっていきます。
アナタのお店に欲しい商品があるのを知らないばかりに、これまでは遠くのお店に足を運んでいたお客さんなんかは、これだけでお店の常連になってくれるかもしれませんよ!

2.入りやすいオープンな雰囲気作り

遠くからでもアナタのお店が判るようになりました。
では、お店の入り口はお客さんが入りやすい雰囲気になっていますか?
皆さんの中には物怖じせず、初めてのお店にもどんどん入れる方がいるかもしれません。
ですが、すべての人がそういうわけではないのです。

例えば私なんかは全然冒険できないたちで、居酒屋とか美容室とか、一度も入ったことがないお店に入るのには相当な勇気がいるんです。
そんな私みたいな小心者でも入りやすいオープンな雰囲気のお店だと、より多くのお客さんが足を止めて入ってきてくれます!
通行中に外からお店の中が良く見えたり、入り口が広くて開放的に設定されていたりすると、とっても安心できるからです。

前述のショーウィンドウや黒板も入りやすそうな雰囲気作りに一役買いますよ。
逆に、入り口が暗くて狭いと、近寄りがたい入りにくい雰囲気の漂うお店になってしまいます。
「一見さんお断り」みたいな格式高さや敷居の高さがウリになるお店ならともかく、ひとりでも多くの方に来て欲しいのであれば、開放感による安心を提供することをオススメします。

競合多し!どうしたらお客さんの足を止められる?5つの装飾テクニック

3.商品が探しやすい陳列

さて、やっとのことでお客さんがお店に入ってくれました!
でも、そこがゴールではありません。

お店の中から商品を探そうとしても、どこに何があるのかいまひとつ判らなければ、結局お客さんはお店をグル~っと一周してそのまま出ていきます。
せっかくお店に入ってくれたのに勿体ないですね。
「スタッフに聞いてくれれば喜んで教えてあげるのに…」
なんて受け身な考えを持っていませんか?
スタッフに商品の場所を聞いてくれるお客さんだけではないですし、どのお店にもありそうな聞くまでもない商品や、気分的に今は聞きたくないということだってあります。
商品がどこにあるのか探しやすいお店だと、どんな方でもきっと欲しいものが見つかるでしょう。

そのためにもお客さんが自然とお店の奥まで入っていける導線を考えるようにしましょう。
例えば入り口付近に売れ筋商品や定番商品を置いておくと、「とりあえずコレ」と手に取ってくれる傾向があります。
ひとまず目的を果たしたなら、そのあと「ゆっくりと店内を見て廻ろうかな」という気になってくれますよ。
あと、POPやスポット照明を使って「今が旬!」「イチオシ」と、商品やコーナーを目立たせるのも良いですね。
商品を探しやすいですし、目的のものでなくても思わず衝動的に買ってくれる可能性も増えるでしょう。

通路が狭いとお客さんは早くお店を出たくなるので、お店のレイアウトを決める時には留意すべきポイントですね。
通路幅は足を止めるためにも120cm以上あるのが理想です
せっかくお客さんが足を止めて来店してくれたならば、是非とも売り上げに繋げていきたいですね。

4.お店に合ったBGMを選ぶ

お客さんが足を止めるお店の装飾は、視覚だけに訴えるものではありません。
雰囲気を作り出すにはお店に流すBGMにも気を配りましょう。

例えば、ジャズ喫茶なのにトランスとかJ-POPを流すわけにはいかないですからね。
お店にマッチしていないようであれば、自分の聴きたい曲を諦めて別の曲を流しましょう。
自分の好きなミュージシャンや音楽の趣味が、そのままお店の雰囲気に合っていれば良いのですが、そうでなければ一歩引いて考えた方が良いです。
私も自分の趣味全開なBGMがお客さんに受け入れられるならば喜んでそうしますけど……。

BGM選びに考えるべきことは意外と沢山あります。
お店は何を取り扱っているのか?お店のテーマは?照明は明るめ?暗め?
ターゲットは男性?それとも女性?カップル?年齢層は?お子様連れにも入って欲しい?
気分を高揚させたい?落ち着かせたい?滞在時間は?
時間帯によって客層が変わるお店であれば、タイミングを見て流すBGMを変えるのもいいですね。

ちなみにですが、個人的にはクラシックだと曲によっては急に激しくなったり大袈裟になったりすることがあるので、リラックス効果の高いといわれるオルゴールアレンジのBGMがオススメです。

5.清潔感の維持は必須

お店の装飾が上手く行って売り上げにも繋がったとしても、まだまだ終わりではありません。
放っておくとどんどん陳腐化して、古臭くなっていきます。
「このお店、流行ってないのかな…?」
「ホント流行って理解してるのかな…」
「一刻も早くここから早く出よう」
等と、顔には出さなくても心の中で思っているものです。

趣味や好みの問題でお店が選ばれなかったのであれば、その人の趣向が変われば逆転のチャンスはあります。
ですが「このお店は嫌だ」と思われてしまった評価を覆すことは、残念ながら極めて難しいです。
お店が汚いのは問題外ですが、季節に合わない装飾をいつまでも残しておくのは、何にもメリットはありません。すぐに止めましょう。

手入れの行き届いてない装飾では、やがてお客さんの足が遠のいていくので逆効果です。
レトロ感やノスタルジックと、ただ単に手入れが行き届いてなくて煤けているお店は全然違います。
どんなコンセプトのお店や装飾でも、手入れや掃除をしっかりして清潔に保つことを心がけましょう。
細かく小さな手間暇にこそ、お店の本質が現れるものです。

いかがでしたか?
人の好き嫌いは千差万別ですし、地域性によっても傾向が違います。
少しでも参考になれば嬉しいです。

一点注意があるとすると、競合店との競争や対抗に走り過ぎてお店の独自性や特徴を見失うことのないようにしましょう。
ある程度の競争や対抗は良いのですが、度が過ぎると最終的には似たり寄ったりの、ゴテゴテした装飾の店に収束していきます。
同じようなお店がいくつもあるのであれば、お客様としてはどのお店でも良くなります。
あるお客さんはアナタのお店に行くかもしれませんし、別のお客さんは他のお店に行くかもしれません。
このような主体性のない店舗になってしまえば、良い装飾ができたとはなかなかいえません。

アナタのお店に行きたいと思ってくれるお店にするには、競合店とどれだけ対抗するかより、どれだけお客さんに目を向けているかが大切でしょう!

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