あるある!こんな店あんな店 看板編

「ラジオの前のみなさん、かんばんは。『看板博士のオールナイトカンバン』のお時間です。
今日は、ネットで話題沸騰、看板博士にお越し頂きました。かんばんは!」
こんばんは……って、ここは一体どこ? えっ、ラジオ局のブース!?

「今日はちょっと趣向を変えて、『あるある!こんな店あんな店 看板編』というテーマで、看板のあるあるについての投稿をお待ちしています。メールアドレスは、kanbanアットマーク……」
なんなんだ? 全然理解ができないぞ!!

「と、早速ハガキが届いていますので、まずはこちらから読んでいきましょう。看板博士、今日は肩の力を抜いて、簡単にコメントくださいね!」
いやいや、話せる限りでは話すけれど、こんな看板だけのラジオ番組ってあるの!?

現実ではあまり無いのに看板ではよく見るイラスト

最初は「看板の世界ではよく見るイラスト」のコーナーです。
まずはこちらから。

「学習塾の看板には、鉛筆のイラストが描かれているものが多いけど、今はまず鉛筆は使わない」
……そうですね。
今はシャープペンシルや消せるボールペンなど筆記具も多様化して、鉛筆もマークシート式の試験の時しか見ないですねえ。
他にも、万年筆などもインテリのイメージがありますが、日本ではまず使っている学生は少ないですねえ。

続いて、
「歯医者さんの看板では、動物が歯磨きしているイラストが多い」
……あはは、確かに。
あれ、なんでですかねえ。
特にワニが口を開けていたり、擬人化されたカバが大きなハブラシを持っていたり、動物を使った歯医者さんの看板、よく見ますねえ。

多分理由の一つとして、口が大きな動物を使うことで、より口への注目度を高めるという効果があるんでしょうねえ。
そして、もう一つ、病院の中でも歯科は子供も通うことが多いので、子供でも親しみを持って怖がらずに入れるよう、動物のイラストで和ませるという効果もあるのかもしれないですね。

えーと、動物関連でまだありますかね。
「焼肉屋の看板では、牛や豚がよく共食いをしている」
……これこれ、ブラックな表現はやめなさい。
これも親しみを持たせる感じですかねえ。

最後にもう一つ飲食店で
「うなぎ屋の看板の『う』の字は、うなぎのイラスト」
……うんうん、これはお見事!

これぞ定番。この業種にはこの看板

続いては「この業種にはこの看板」のコーナーです。
まずはこちらから。

「理髪店の店頭には、赤青白のサインポールがある」
……いや、これはもうそうですよね。
海外でもあのポールがあると、やっぱり理髪店のようです。

「学校の時間割のように曜日ごとの表があるのは病院の看板」
……そうですね。
「木曜午後休診」などと一行書くだけでもいいのですが、スペースに余裕があればマトリクス表のほうが直感的にもわかりやすいようです。
特に、曜日や午前午後によって先生の違いなどがある場合は、表のほうがまとめやすいですね。

「ファストフード店の看板は、店名の頭文字のアルファベットが使われがち」
……そうかなあ?
えーと、宅配ピザのお店に、ハンバーガーのお店……あら、結構当てはまるもんですね(笑)。
ちなみに、「M」のロゴが目立つハンバーガーショップ。
モスバーガーは店名のMから来ていますが、マクドナルドの黄色いアレは、Mの文字ではなく「ゴールデンアーチ」と呼ばれる黄色い2つのアーチが使われているそうです。

「時計屋の看板で、止まってる時計が指している時刻は大抵10時10分頃」
わはは。あとは10時10分が上下反転した8時20分頃だったりね。
ディスプレイされている時計も、大抵10時10分頃になっていますよね。
というわけで、これは一応調べてみました。
理由はいくつかあるそうです。

まず一つは、単純に対称形でもあって美しいから、という理由。
8時20分頃より10時10分頃のほうをよく見かけるのは、針が上を指しているという点でのポジティブさも意識しているとか。

そしてもう一つの理由。
この時刻にすると、文字盤の12や6の付近にあるブランドロゴや、3の横にあるカレンダーなどが隠れることなく表示ができるというメリットがあるそうです。
加えて、短針と長針同士も被ることが無いので、じっくりとデザインを見せるという目的もある、とのことでした。

いやあ、ちょっとしたあるあるネタが深い話になっていきましたねえ。

これって私の思い込み? こんな看板のお店は、絶対××だ!

あるある!こんな店あんな店 看板編

お次は当番組の人気コーナー。
「こういう看板を出しているお店って、絶対こうだよね」という、あなたなりの思い込みを語って頂くコーナーです。
なお、このコーナーに寄せられた意見は、本当に独断と偏見が多いので責任は持てません。
あしからず…。

まずはこちら。
「国道沿いのお店の看板は、もれなくデカい」
あ、これは正解な気がしますね。
それも、車の交通量が多い道路の場合、遠くからでも目について入ってもらえるよう大きく作られている気がします。
また、休日などは家族連れでのドライブで通ることもあるので、子供心もガッシリとつかむよう、とんかつなど写真を多用した飲食店の看板なども多い気がしますねえ。

「毛筆で書かれた看板のラーメン屋は、当たりハズレが大きい」
えーと、さらに投稿には続きも。
「加えて、大抵中に入ると、Tシャツにタオルを頭に巻いた店員がいます」
って、これは本当独断と偏見だなあ(笑)。

そうですね。ラーメンって、本当に好みが分かれるところではあるんですが、無骨さというか、素材で勝負を意識したお店だと、比較的毛筆が多い感じがしますね。
最近のトレンドなのかもしれませんね。

「看板に市外局番無しの電話番号が書かれているお店は、昔からの老舗」
確かに!
最近は電話番号に加えて、お店のサイトのURLが書かれること増えてきましたからねえ。
また1990年代末から2000年代にかけての携帯電話の普及に伴って、固定電話自体がまず少なくなりましたし。
加えて、固定電話の番号を伝える時も、090や080を伝える感覚で、必ず045(横浜)や052(名古屋)といった市外局番を入れますよね。

そんな昨今、市外局番無しの電話番号があるってことは、まず携帯の普及以前からのお店という証拠になりますもんね。
これはいい目のつけどころかも。
看板ストラップをお送りしま~す。

最後はお便りのコーナー

そして、放送時間も残り少なくなりましたので、最後はフリートークとさせてください。
こんなお便りが届いています。

「看板博士、スタッフのみなさん、かんばんは!」
はい、かんばんは!

「先日、古くからの日本を楽しめる観光地として有名なある街へ行きました。そこで、コンビニがあったのですが、どうもいつもと何かが違う……。
注意深く見てみると、看板がいつもの色ではなく、全然違う淡い感じの色になっていることに気付きました。お店の人に聞いてみると、いつもの色では街の景観を損なう恐れがあるため、周りと統一させるためにこの淡い看板にしているのだとか。
こういう周りに配慮したやさしい看板ってあるんですね」

そうなんですよ!
チェーン系列の場合、こういう周囲に気を遣ったその土地オリジナルの演出を施した看板ってあるんですよね。
ある意味、その土地ならではの観光スポット的な位置づけにもなっているようです。
よろしければ、是非写真も送ってくださいね。

以上、『看板博士のオールナイトカンバン』
そろそろ看板、つまり終了のお時間となってしまいました。
では次の放送までごきげんよ……

……ムニャムニャ。
はっ、気づかないうちになんか昼寝をしていたぞ。

しかし、なんだろう。なんかものすごく楽しい夢を見ていた気がするぞ。
うーん、いつか正夢になるといいなあ。

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